
結論:2026年9月の外食産業全体の売上高を、前年同月比+4.0〜+7.0%、中心値+5.5%と予測します。日本フードサービス協会の9月分公表後、2026年10月27日に答え合わせを行います。
目次
現在値:8月は前年同月比+4.9%
日本フードサービス協会が2026年9月25日に公表した8月の外食産業市場動向調査では、全体売上高は前年同月比104.9%でした。内訳は客数102.6%、客単価102.3%。売上は57カ月連続で前年を上回りました。
業態別の売上は、ファーストフード105.8%、ファミリーレストラン103.7%、パブ・居酒屋100.6%、ディナーレストラン105.5%、喫茶104.7%でした。同じ外食でも、需要の強さには差があります。
予測レンジと計算
2026年7月の売上高前年同月比+6.8%、8月の+4.9%、2025年9月の+4.8%を平均すると+5.5%です。この中心値に、夏休み明けの客足減速と、値上げ・客単価上昇の両方向を織り込み、レンジを+4.0〜+7.0%としました。
- 予測レンジ:前年同月比+4.0〜+7.0%
- 中心値:+5.5%
- 計算:(6.8%+4.9%+4.8%)÷3=5.5%
なぜこの数字を見るのか
外食売上は個人消費の温度感を映しますが、売上だけが増えていても、客数が増えたのか、値上げで客単価が上がったのかで事業の質は異なります。8月は客数と客単価の双方がプラスでした。9月は「売上の伸び」だけでなく、その内訳を確認します。
会計士が気になった点
- 収益性:客単価上昇が売上を押し上げても、食材費・人件費・光熱費の上昇を吸収できなければ利益率は改善しません。
- 主要KPI:全体売上とともに客数・客単価を確認し、数量成長と価格効果を分けます。
- 業態差:8月はファーストフードが堅調な一方、パブ・居酒屋はほぼ横ばいでした。低価格・短時間利用と高単価業態の差が焦点です。
上振れ・下振れ要因
上振れ要因:価格改定による客単価上昇、季節商品・販促の好調。
下振れ要因:物価高による節約志向、夏休み明けの客数減少、天候不順。
答え合わせ予定:2026年10月27日
一次情報:日本フードサービス協会「外食産業市場動向調査」
本記事は統計の予測と検証を目的としており、特定企業・金融商品の売買を推奨するものではありません。
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