📌 今回の要点
- 📊 通信・法人が成長しても、営業利益の伸びは小幅。
- ⚠️ 調整後利益と減損、基本EPSを分けて読む。
- 💰 連結営業CFの減少には金融事業の資金移動も影響。
- 🔎 次回は通信・法人の利益成長と減損後の回復を確認。

決算発表とX公開は2026年11月6日。ブログは外部接続の利用上限により2026年11月7日に掲載しました。
📝 詳しい分析
🏢 通信成長と調整項目
au・UQ mobileのKDDI。通信収入や法人向け事業が伸びましたが、減損などを含む営業利益の伸びは小幅でした。調整後利益だけで成長を判断せず、減損と金融事業の資金移動を切り分ける決算です。
📊 中間実績と利益の定義
2027年3月期中間(2026年4月1日~9月30日)、IFRS・連結。売上3兆528.11億円、4.7%増、営業利益5592.91億円、0.8%増。営業利益率は約19.03%から18.32%へ低下。一方、会社定義の調整後営業利益6330.82億円は13.9%増です。基本EPS96.83円と、調整後EPSを混同しません。
📡 通信・法人と区分変更
会社はモバイル通信収入3.5%増、法人向けのAIインテグレーション・サイバーセキュリティ18.6%増、海外コネクティビティDC18.2%増を説明しています。テレコムコア・パーソナルグロース・ビジネスグロースの新3区分へ再編し、前年セグメントも組み替えています。通信会社全体の成長率と同一視しません。
⚠️ 減損と調整後利益
調整後営業利益はイーオンHD・menuに係るのれん・識別可能無形資産の減損等を除いた指標です。純利益の調整にはカカクコムの持分法適用除外に伴う再測定益等も関わり、営業利益の調整と同じ項目ではありません。CF計算書の減損損失683.33億円を、調整後営業利益との差737.91億円の全額とみなしません。
💰 金融事業と連結CF
営業CFは8226.57億円から4282.03億円へ減少。金融事業では貸出金減1588.41億円・預金増4730.05億円が流入、借入金減6745億円や債券貸借取引の受入担保金減2230.42億円が流出です。連結CFの減少を通信料金の回収悪化だけで説明しないことが重要です。
🔎 通期計画・判定の未確定事項
通期売上6兆4100億円・調整後営業利益1兆2100億円・調整後EPS196.29円は据え置き。次回Q3では通信収入と法人の利益成長、減損後の回復を確認します。対象根拠は発表時点の日経225。厳格は発表前の直接市場コンセンサス未取得、次点は翌年度12か月会社予想未公表・コンセンサス不存在未確認で対象外。参考判定は発表前の売上・基本EPSの期間対応計画を照合中。会社の「期初計画超過」という説明だけで4条件達成とせず、調整後EPSを基本EPSへ転用しません。
📚 一次出所
2026年11月6日発表・同日資料確認。公開前のTDnet追加照合:2026年11月7日。
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