
フリービットが遅延していた2026年4月期の本決算を公表しました。通期の売上高と基本EPSは6月18日の有効計画を上回り、翌期は増収・EPS増を予想しています。
主要数値|2026年4月期通期(2025年5月1日~2026年4月30日、日本基準・連結)
売上高627.42億円、営業利益68.88億円、親会社株主に帰属する当期純利益41.54億円、基本EPS190.53円。
会計士が気になった点
営業利益は68.88億円で前年同期比17.1%増、親会社株主に帰属する当期純利益は41.54億円で51.2%増でした。EPSの伸びだけで本業の伸びと捉えず、営業段階の利益と区別します。営業CFは65.06億円の収入で、損益とは別に現金の創出も確認できます。四半期訂正の報告は既に別記事で扱っているため、本記事は初回通期決算の数値と発表前計画の比較を対象にします。
翌2027年4月期の12か月会社予想は売上高660.00億円、基本EPS206.36円、営業利益72.50億円。売上高・EPSは当期実績以上ですが、市場コンセンサスの不存在は確認できていないため、この4条件だけで次点良好とはしません。調査・統制の改善確認は別に継続します。
次は、翌期の営業利益予想72.50億円の進捗と、遅延している2027年4月期第1四半期の開示正常化を確認します。
参考良好の比較根拠
比較元は2026年6月18日公表の、今回の発表前に有効だった会社通期計画です。通期実績との100%直接比較で、単純按分ではありません。
売上高:年間625.00億円(100%)=比較値625.00億円→実績627.42億円。差額+2.42億円、+0.387%。
基本EPS:年間160.54円(100%)=比較値160.540円→実績190.53円。差額+29.990円、+18.7%。判定と差率は丸め前の値で計算します。
判定結果
厳格判定:対象外(発表前・同一期間の直接市場コンセンサス未取得)。
次点判定:対象外(コンセンサス不存在未確認)。
参考良好:該当。会社通期計画との直接比較です。市場コンセンサス超過を意味しません。
出所:https://www.release.tdnet.info/inbs/140120261028557635.pdf
比較元:https://www2.jpx.co.jp/disc/38430/140120260618573987.pdf
確認:2026年10月29日。発表:2026年10月28日17:00、フリービット(3843)。
6月18日の修正では経常利益・純利益は当初予想を据え置き、調査・監査で変動しうる注記がありました。10月28日公表の中間・3Q訂正に記載された過去時点予想へ、発表前有効計画をすり替えていません。
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