
栄研化学の中間期は、売上高と基本EPSが発表前の年間会社計画の50%に相当する参考値をともに上回りました。増収でも減益であり、年間計画との参考比較だけで収益性の改善とは捉えません。
主要数値|2027年3月期中間期(日本基準・連結)
売上高213.88億円、営業利益15.87億円、親会社帰属利益11.25億円、基本EPS34.10円。
会計士が気になった点
売上高は前年同期比4.7%増でも営業利益は8.2%減、純利益は62.2%減でした。会社は前期の投資有価証券売却益がなくなった影響を説明しています。本業の減益と一時利益の反動を分けます。次は、販管費負担と海外向け試薬の伸びを確認します。直接中間予想EPS35.49円は下回っており、年間計画50%との参考比較と区別します。
参考良好の比較根拠
比較元は2026年7月30日公表の発表前有効年間会社計画。
売上高:年間420.00億円×50%=210.00億円→実績213.88億円、差額+3.88億円、+1.8%。
基本EPS:年間62.79円×50%=31.395円→実績34.10円、差額+2.705円、+8.6%。丸め前で比較しています。
会社通期計画の単純按分・季節性未調整で、会社の直接四半期予算や市場コンセンサス超過を意味しません。
発表時の通期会社予想:売上高420.00億円、営業利益30.70億円、基本EPS62.62円。同日新予想へ発表前比較元をすり替えていません。
判定結果
厳格判定:対象外(発表前直接市場コンセンサス未取得)。
次点判定:対象外(コンセンサス不存在未確認・翌年度12か月会社予想未公表)。
参考良好:該当。
出所:https://www.release.tdnet.info/inbs/140120261029559018.pdf
比較元:https://www2.jpx.co.jp/disc/45490/140120260730503042.pdf
確認:2026年10月29日。
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