北陸電力の中間期:年間計画との進捗と燃料費調整の影響|2027年3月期

9505 2027年3月期中間期 決算分析

北陸電力の中間期は増収でしたが、燃料費調整のタイムラグ差などが利益を押し下げ、営業減益でした。売上高と基本EPSは、発表前の年間会社計画の50%に相当する参考値をともに上回りました。

主要数値|2027年3月期中間期(2026年4月1日~9月30日、日本基準・連結)
売上高4,246.85億円、営業利益417.73億円、親会社利益313.40億円、基本EPS150.01円。

会計士が気になった点
会社は燃調収入の増加や市場価格変動を増収の要因に挙げる一方、燃調タイムラグ差と火力発電所の停止影響などを経常減益の要因に挙げています。販売量の増加だけによる増収とは扱いません。営業CFは201.07億円の収入でした。次は販売電力量と燃料費調整の時間差、設備稼働の影響を確認します。

参考良好の比較根拠
比較元は2026年7月29日の短信で有効な年間会社計画です。
売上高:年間7,600.00億円×50%=3,800.00億円→実績4,246.85億円、差額+446.85億円(+11.8%)。
基本EPS:年間119.67円×50%=59.835円→実績150.01円、差額+90.175円(+150.7%)。
会社通期計画の単純按分・季節性未調整で、会社が直接公表する中間予算や市場コンセンサス超過を意味しません。比較は丸め前の数値で行っています。
発表時の当年度通期会社予想は売上高8,500.00億円・基本EPS134.02円です。当日新予想へ発表前比較元を替えていません。

判定結果
厳格判定:対象外(発表前直接市場コンセンサス未取得)。
次点判定:対象外(コンセンサス不存在未確認・翌年度12か月会社予想未公表)。
参考良好:該当。

出所:https://www.release.tdnet.info/inbs/140120261028558130.pdf
比較元:https://www2.jpx.co.jp/disc/95050/140120260728501007.pdf
確認:2026年10月29日。

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