公開時期について:本記事は2026年10月29日発表の決算を分析したものです。外部接続の利用上限によりブログへの掲載が遅れ、2026年10月30日の公開となりました。

衣料EC「ZOZOTOWN」を運営するZOZO。中間決算は、集計範囲の変更を含む取扱高の減少と、主要事業の成長が同時に見られます。取扱高と売上、物流を含む費用効率を分けることが大切です。
目次
主要な事実・数字
売上高1106.42億円、前年同期比5.1%増、営業利益328.25億円、5.6%増。会社指標の調整後EBITAは346.14億円、5.1%増でした。
商品取扱高は3094.33億円、1.0%減。一方、集計対象変更の影響を含む「その他」を除くと3092.90億円、5.7%増でした。
その他を除く取扱高に対する粗利率は33.2%、前年同期比0.4ポイント低下。販管費率も22.6%へ0.4ポイント低下しました。
会計士の読み方
取扱高の総額だけでは需要の方向を誤解しやすい決算です。粗利率にはLYSTの構成比上昇や値引き・ポイント施策が影響する一方、物流作業の効率改善等で販管費率が下がりました。調整後EBITAはのれん等償却やM&A費用を加え戻すため、営業利益とは別に見ます。
業界への示唆
衣料ECには成長が見られますが、同社の販促、買収後の事業構成、物流効率も含まれます。衣料消費全体の成長と同一視しません。
次に確認する点
主要取扱高と物流・販促費率を確認。
対象・選定根拠
対象:ZOZO(3092)、2027年3月期中間期(2026年4~9月)。日本基準・連結。発表:2026年10月29日15:30。
選定根拠:発表時点の日経225構成企業。市場シェア首位の推定を要せず選定。
通常判定とは独立した業界分析です。
一次資料
- https://www.release.tdnet.info/inbs/140120261028558543.pdf
- https://www.release.tdnet.info/inbs/140120261028558547.pdf
- https://indexes.nikkei.co.jp/nkave/index/component?idx=nk225
確認:2026年10月29日15:55。
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