公開時期について:本記事は2026年10月29日発表の決算を分析したものです。外部接続の利用上限によりブログへの掲載が遅れ、2026年10月30日の公開となりました。

企業のシステム開発・運用やデジタルセキュリティを担う野村総研。中間決算は国内の金融IT・基盤サービスが採算改善を支えました。AIへの期待だけでなく、既存システムの更新・運用需要も読む決算です。
目次
主要な事実・数字
売上収益4299.06億円、前年同期比8.3%増。営業利益882.72億円、12.0%増で、営業利益率は19.8%から20.5%へ改善しました。
海外売上収益は566.16億円、2.2%増。海外比率は14.0%から13.2%へ低下しました。
IT基盤サービスは売上収益1191.98億円、11.8%増、営業利益227.12億円、17.8%増。デジタルセキュリティやDWP事業が伸びています。
会計士の読み方
売上以上に利益が伸びた背景には、国内の開発案件・運用サービスの増加による収益性向上があります。一方、海外の伸びは連結全体を下回り、全地域で同じ強さとは言えません。AI関連の市場説明と、実際に計上した売上・利益を区別します。
業界への示唆
更新・セキュリティ需要の堅調さが示唆されますが、金融分野や共同利用基盤を持つ同社の事業構成も影響します。IT業界全体を一律の二桁成長と断定しません。
次に確認する点
国内運用・基盤と海外採算を確認。
対象・選定根拠
対象:野村総研(4307)、2027年3月期中間期(2026年4~9月)。IFRS・連結。発表:2026年10月29日15:30。
選定根拠:発表時点の日経225構成企業。市場シェア首位の推定を要せず選定。
通常判定とは独立した業界分析です。
一次資料
- https://www.release.tdnet.info/inbs/140120261027556542.pdf
- https://indexes.nikkei.co.jp/nkave/index/component?idx=nk225
確認:2026年10月29日15:55。
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