「ポテトチップス」「フルグラ」のカルビー。中間期は国内の価格改定と生産性改善が増益を支えましたが、海外は増収でも減益です。スナック需要、為替、北米への成長投資を分けて見ると、連結増益の中身が見えます。
2027年3月期中間(2026年4月1日~9月30日)、日本基準・連結。売上1756.98億円、6.0%増、営業利益118.10億円、16.3%増、営業利益率は約6.1%から6.7%へ上昇。親会社純利益72.98億円、7.5%増、基本EPS60.08円(前年54.33円)でした。
国内事業売上は1272.14億円、2.9%増。スナックは価格・規格改定と販売数量、生産性改善が寄与した一方、国内シリアル売上は3.2%減でした。製品別の売上はリベート控除前で、国内事業売上との単純合算はできません。
海外売上484.84億円は円換算15.3%増でも現地通貨ベース5.8%増。Hodoの連結寄与も含みます。会社説明ではアジア・オセアニアは増益、欧米はコスト高と北米の体制強化費用で減益で、海外全体も減益でした。海外の売上成長をそのまま利益成長とは読みません。
営業CFは198.64億円から168.88億円へ減少。増益でも、その他に含まれる未収入金の増減による寄与が縮小しました。在庫増27.24億円は流出、仕入債務増51.06億円は流入です。通期予想は5月14日から売上3700億円、営業利益262億円、基本EPS143.49円を据え置き。
会計士の読み方:値上げと数量、生産性改善の持続性に、海外の投資負担とCFを重ねます。次回Q3では国内シリアルの数量、北米の売上成長に対する費用、営業CFの回復を確認します。カルビー固有のブランド構成を菓子業界全体へ一般化しません。
対象根拠は公式「よく分かるカルビー」。インテージSRI+の全国全業態・2025年4月~2026年3月累計販売金額で国内スナック51.0%、国内シリアル38.5%の首位。スナックはカルビーとジャパンフリトレー合計です。全食品や世界市場の首位とは区別します。厳格は発表前直接コンセンサス未取得、次点は翌年度12か月予想未公表・コンセンサス不存在未確認で対象外。参考良好は通期予想の単純50%=売上1850億円・EPS71.745円にともに未達で非該当。季節性未調整の参考値です。
2026年11月6日発表・同日確認。一次出所:
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