
日本アビオニクス(6946)の2027年3月期中間期決算。売上高は41.3%増、営業利益は94.6%増でした。会社は防衛関連の受注増などを背景に通期予想も引き上げています。年間計画50%との参考比較では、売上高と基本EPSをともに上回りました。
主要数値
売上高179.48億円、営業利益38.49億円、親会社株主に帰属する中間純利益25.48億円、基本EPS172.34円。対象は2026年4月1日~9月30日の6か月累計です。
会計士が気になった点
営業利益38.49億円に対し親会社株主に帰属する中間純利益は25.48億円です。売上高の増加率を営業利益の増加率が上回っており、営業利益率は約21.4%でした。受注の増加が売上へ転換する時期と採算を分けて確認します。営業キャッシュフローは今回の短信に掲載がなく、資金回収の良否はここから断定しません。
次に確認する点
防衛関連の受注を売上へ転換する時期と、下期の利益率の持続性。
今回公表の通期会社予想は、売上高350.00億円・基本EPS331.27円・営業利益72.00億円です。
判定結果・比較元
参考良好:売上高と基本EPSが、発表直前の年間会社計画の50%をともに超過。
売上高:年間320.00億円×50%=160.00億円 → 実績179.48億円。差額+19.48億円、+12.2%。
基本EPS:年間284.00円×50%=142円(丸め前) → 実績172.34円。差額+30.34円、+21.4%。
比較元は2026年5月12日公表の一次資料で確認した、発表前に有効な年間計画です。
同期間の直接中間予想は公表されていません。年間50%は会社公表の中間予算ではありません。
厳格判定:対象外(発表前・同一期間の直接市場コンセンサス未取得)。
次点判定:対象外(翌年度12か月会社予想未公表、コンセンサス不存在未確認)。
会社通期計画の単純按分・季節性未調整による参考比較であり、市場コンセンサス超過を意味しません。
出所:日本アビオニクス 当期決算短信
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120261029559428.pdf
出所:発表前の会社計画
https://www2.jpx.co.jp/disc/69460/140120260511522466.pdf
確認:2026年10月30日、日本時間
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