LTV-Xは、顧客管理・マーケティングオートメーション、ふるさと納税のリピーター支援、需要予測・在庫分析をクラウドで提供するSaaS企業です。公開価格570円に対して初値は700円(+22.81%)でしたが、終値は575円。初値の需給と、事業の持続的な成長力は分けて確認します。
目次
上場情報
| 上場日 | 2026年11月5日 |
|---|---|
| 会社名・コード | 株式会社LTV-X(655A) |
| 市場 | 名古屋証券取引所 ネクスト市場 |
| 公開価格 | 570円 |
| 初値 | 700円(09:43成立、公開価格比+22.81%) |
| 終値 | 575円(最終約定15:24、公開価格比+0.88%、初値比▲17.86%) |
| 上場時発行済株式数 | 2,484,000株 |
| 初値時価総額 | 約17.39億円(700円×2,484,000株) |
| 終値時価総額 | 約14.28億円(575円×2,484,000株) |
何を誰に提供する会社か
主力は、EC・通販事業者などに向けたCRM/MAの「LTV-Lab」シリーズ、自治体向けの「ふるさとLab」、小売業向け需要予測・在庫分析の「LTV-Zaiko」です。複数SaaSを共通データ基盤で組み合わせ、顧客の売上拡大や業務効率化を支援します。
直近の完了通期実績
2026年3月期、日本基準・個別・実績です。
- 売上高:444.626百万円(前期比+26.3%)
- 経常利益:147.277百万円(前期比+81.6%)
- 基本的1株当たり当期純利益:46.08円
- 営業活動によるキャッシュ・フロー:127.973百万円
強みと確認すべきリスク
会社は、顧客ごとの運用を支援するカスタマーサクセスと、要件定義・外部開発・販売パートナーを組み合わせた素早い機能開発を強みとして説明しています。また、売上高の10%以上を占める相手先は存在しないと開示しています。
一方で、単一セグメントで製品別売上や解約率は確認できた資料では開示されていません。どのサービスが成長をけん引したかは推測せず、次回決算で継続課金の伸び、新製品投資、営業キャッシュ・フローを確認します。
会計士としての読み方
- 売上高と利益が伸び、営業キャッシュ・フローも127.973百万円のプラスです。利益成長と現金化の両方を確認できます。
- 複数SaaSの継続収益が成長仮説ですが、製品別売上や解約率が非開示のため、ラベルだけで成長企業と結論づけません。
- 初値700円から終値575円まで17.86%下落しました。初値は需給の影響を受けるため、株価の動きと事業の持続性を切り分けます。
一次資料
確認:2026年11月5日15:49(日本時間)
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