2026年10月12日(月)から10月16日(金)までの東証一般市場の新規上場は、ルクレ(648A)1社でした。10月13日に上場した東京未来リアルティ投資法人(647A)はTOKYO PRO Marketのため対象外、10月15日に上場した2銘柄はETFのため本集計から除外しています。
目次
週間IPO:ルクレ(648A)
- 上場日:2026年10月15日
- 市場:東証グロース
- 事業:デバイスとAIクラウドを組み合わせ、建設・保育/教育・自動車整備などの現場記録をデジタル化する「記録DXプラットフォーム」
- 公開価格:1,480円
- 初値:2,030円(公開価格比 +37.2%)
- 上場日終値:2,295円(初値比 +13.1%、公開価格比 +55.1%)
- 上場時発行済株式数:9,500,000株
- 初値時価総額:約192.9億円(グロース市場・100億円以上)
- 公募・売出し・オーバーアロットメント合計:3,841,000株
- 上場日出来高:8,217,100株(公開株数比 約2.14回)
- 公開規模:約56.8億円(公開価格ベース)
直近公表決算と会社予想
2026年9月期第3四半期累計の実績は、売上高24.73億円、営業利益4.95億円、経常利益5.11億円、当期純利益3.16億円でした。
2026年9月期の会社予想は、売上高34.73億円、営業利益6.88億円、経常利益7.01億円、当期純利益4.64億円です。2027年9月期は、売上高41.77億円、営業利益12.12億円、経常利益12.12億円、当期純利益7.92億円を見込んでいます。
会計士が気になった点
- 初値後も買いが優勢
終値は2,295円で初値を13.1%上回りました。公開株数に対する出来高は約2.14回で、上場初日の売買は活発でした。ただし、今週は対象が1社だけであり、IPO市場全体の強弱をこの1社から断定できません。 - 利益率の大幅上昇を会社が予想
会社予想ベースの営業利益率は2026年9月期の約19.8%から2027年9月期は約29.0%へ上昇します。既存顧客のクラウド移行やストック収益の拡大が、計画どおり粗利と固定費吸収につながるかを確認したいところです。 - 成長率と収益の質
2027年9月期は売上高20.3%増に対して営業利益76.2%増の計画です。売上成長だけでなく、クラウドサービスの契約数・継続率、開発費や人件費、営業キャッシュフローの推移を追う必要があります。
集計方法
東証プライム・スタンダード・グロースへの新規公開IPOを対象とし、TOKYO PRO Market、ETF・REIT、テクニカル上場、市場変更を除外しています。初値時価総額は「初値×上場時発行済株式数」、公開規模は「公開価格×公募・売出し・オーバーアロットメント合計株数」で概算しました。騰落率と回転率は原数値から算定し、小数点以下を丸めています。
一次情報
本記事は公表資料を整理したもので、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

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