アオイ電子(6832)の2027年3月期中間期決算。集積回路の受注増で増収増益。年間計画の50%との参考比較では売上高・基本EPSが超過しましたが、会社の直接中間売上予想230.00億円には届いていません。
主要数値
売上高227.01億円、営業利益8.89億円、親会社株主に帰属する中間純利益5.88億円、基本EPS52.09円。対象は2026年4月1日~9月30日の6か月累計です。
会計士が気になった点
売上高は18.5%増、営業利益は87.1%増。会社は民生機器・携帯情報端末向け集積回路の受注増を説明する一方、機能部品は減収です。全体の回復をすべての製品に広げて解釈せず、新規事業の研究開発費増加も確認します。
次に確認する点
会社が据え置いた通期見通しと、製品別の受注・開発費の推移。
今回公表の通期会社予想は、売上高440.00億円・基本EPS20.54円・営業利益3.00億円です。
判定結果・比較元
参考良好:売上高と基本EPSが、発表直前の年間会社計画の50%をともに超過。
売上高:年間440.00億円×50%=220.00億円 → 実績227.01億円。差額+7.01億円、+3.2%。
基本EPS:年間20.54円×50%=10.27円(丸め前) → 実績52.09円。差額+41.82円、+407.2%。
比較元は2026/07/31公表の短信で確認した、発表前に有効な年間計画です。
会社の直接中間計画230.00億円・35.72円には、売上高が未達、基本EPSが達成。年間計画50%との参考比較とは結論が異なります。
厳格判定:対象外(発表前・同一期間の直接市場コンセンサス未取得)。
次点判定:対象外(翌年度12か月会社予想未公表、コンセンサス不存在未確認)。
会社通期計画の単純按分・季節性未調整による参考比較であり、市場コンセンサス超過を意味しません。
出所:アオイ電子 当期決算短信
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120261030560895.pdf
出所:発表前の会社計画
https://www2.jpx.co.jp/disc/68320/140120260731504922.pdf
確認:2026年10月30日、日本時間
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