FCC:インド二輪と北米四輪の販売増で上方修正、円安効果も確認

FCC:インド二輪と北米四輪の販売増で上方修正、円安効果も確認

FCCはインドの二輪車用クラッチ、北米の四輪車用クラッチの販売増などで増収増益となり、通期予想を上方修正しました。販売数量の増加と円安による押上げを分けて、持続性を確認したい決算です。

2027年3月期中間期、IFRS・連結。売上収益1,473.94億円(16.6%増)、営業利益142.67億円(40.8%増)、親会社所有者帰属利益122.62億円(36.8%増)、基本EPS255.78円でした。中間利益全体122.91億円を親会社帰属利益へ代用しません。

8月4日修正の直接中間期会社予想は売上1,360億円・EPS196.07円で、実績は双方を上回りました。これは市場コンセンサス超過を意味せず、次点判定の翌年度12か月予想の条件を満たす証拠にもなりません。

会計士が気になった点:営業CFは115.38億円から140.68億円へ増えました。利益の伸びと現金化を併せて確認します。会社は第3四半期以降のドル想定を150円、上期実績を159.38円としています。上期の為替環境がそのまま続くと考えず、次はインド・北米の販売数量、価格と費用、為替前提を確認します。

通期売上予想は2,650億円から2,800億円、営業利益220億円から235億円、基本EPS356.43円から377.40円へ修正。新予想を今回の発表前比較元へ混ぜません。

参考良好の比較元:2026-08-04公表の当年度会社通期計画。売上265,000百万円・基本EPS356.43円の50%は売上132,500.00百万円・EPS178.2150円。実績との差は売上14,894.00百万円・EPS77.5650円です。会社通期計画の単純按分・季節性未調整であり、会社公表の四半期予算や市場コンセンサス超過を意味しません。

厳格判定は発表前直接市場予想未取得で対象外。次点判定はコンセンサス不存在未確認と翌年度12か月会社予想未公表のため対象外です。未取得を不存在とは扱いません。

出所:会社決算短信・発表前計画。確認:2026年11月4日。

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