月次IPO|2026年6月|3社すべて公募超え。初値後は2社が上昇

2026年6月の月次IPO比較。公募価格・初値・上場日終値の価格表。

GO、LiNKX、ネイスの3社すべてで初値・初日終値が公募価格を上回った。初日終値が初値を上回ったのはLiNKXとネイスの2社。一方、GOは初値2,910円から終値2,640円へ下落し、公募価格2,400円を上回っていても初値買いの成績はマイナスだった。対象は3社であり、公募価格の設定や案件構成にも左右されるが、2〜3月との違いは明瞭だ。

目次

月次指標

対象3社。初値公募超え3/3社(100.0%)、上場日終値の公募超え3/3社(100.0%)。終値が初値超え2/3社。対公募の初値平均+23.05%、初日終値平均+39.53%、初日終値中央値+34.55%。

各社の価格比較

上場日 会社・コード・市場 公募売出(円) 初値(円) 初値日 初値/公募 上場日終値(円) 終値/公募 終値/初値
6/16 GO(581A・東証G) 2,400 2,910 6/16 +21.25% 2640 +10.00% -9.28%
6/23 LiNKX(584A・東証G) 790 1,075 6/23 +36.08% 1375 +74.05% +27.91%
6/30 ネイス(589A・東証G) 1,320 1,476 6/30 +11.82% 1776 +34.55% +20.33%

会計士が気になった点

公開価格超過率は100%だが母数は3社。GOは初値後に下落し、LiNKXとネイスは上昇した。公募取得者の成果と初値購入者の成果が異なるため、どちらを評価する指標かを固定する。既上場会社JALの社債型種類株式を混ぜると、普通株の成長期待に対する需要と異質な商品需要を一緒に数えることになる。

集計方法

集計対象は国内の一般投資家向け市場で公募・売出しを伴う普通株IPO。売出しのみも含む。TOKYO PRO Market、REIT・インフラファンド、種類株式・優先株、テクニカル上場、市場変更・重複上場、公募・売出しのない直接上場は対象外。1〜7月は対象21社すべて東証、8〜9月は東証9社・名証1社。JALの第1回社債型種類株式(92015)は6月の普通株IPOに含めない。上場月に帰属させ、初値は成立日にかかわらず集計する。上場初日に売買が成立しない場合、初日終値は「売買不成立」とし、終値超過率・平均・中央値の分母から除外する。翌営業日の終値は別欄の参考情報で、初日終値に代用しない。平均・中央値は銘柄ごとの騰落率の単純集計で資金額加重ではない。騰落率は原価格から再計算し小数点以下2桁で四捨五入。上回るは厳密な大なり、同値は超過に含めない。対象ゼロの月は比率を0%とせず「算出対象なし」とする。

シリーズ一覧と月次比較

2026年の月次IPOシリーズと1〜9月比較を見る

出所

価格は各社の2026年の上場時点。確認日:2026年10月2日。

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