月次IPO|2026年7月|初値は3/4社が公募超え。翌日成立を分けて集計

2026年7月の月次IPO比較。公募価格・初値・上場日終値の価格表。

4社中3社が初値で公募価格を上回った。チャットプラスは7月15日の初日に値が付かず、翌16日に初値2,284円・終値2,784円となったため、7月15日の終値としては扱わない。初日に終値がある3社では2社が公募超え。ビーエイブルは公募700円→初値1,016円→初日終値1,316円と上昇。ティアフォーは終値が初値を上回ったものの、公募価格は下回った。この対照から、対公募と対初値を併記する意味が分かる。

目次

月次指標

対象4社。初値公募超え3/4社(75.0%)、上場日終値の公募超え2/3社(66.7%)。終値が初値超え2/3社。対公募の初値平均+43.35%、初日終値平均+29.78%、初日終値中央値+7.79%。

各社の価格比較

上場日 会社・コード・市場 公募売出(円) 初値(円) 初値日 初値/公募 上場日終値(円) 終値/公募 終値/初値
7/15 チャットプラス(598A・東証G) 1,080 2,284 7/16 +111.48% 売買不成立 — —
7/22 ティアフォー(593A・東証G) 1,085 1,009 7/22 -7.00% 1015 -6.45% +0.59%
7/29 アイ・グリッド・ソリューションズ(603A・東証G) 770 953 7/29 +23.77% 830 +7.79% -12.91%
7/29 ビーエイブル(604A・東証S) 700 1,016 7/29 +45.14% 1316 +88.00% +29.53%

チャットプラス:上場初日7/15は売買不成立。初値成立日7/16の終値は2,784円(参考・初日終値には不使用)。

会計士が気になった点

初値公募超過率は3/4社、初日終値公募超過率は2/3社で分母が異なる。上場日に買い気配のまま終えた案件を欠測として扱うことは、需要が弱いと判定することとは違う。ビーエイブルは公募取得・初値買いの双方でプラス、ティアフォーは初値買いならプラスでも公募比ではマイナスという差がある。

集計方法

集計対象は国内の一般投資家向け市場で公募・売出しを伴う普通株IPO。売出しのみも含む。TOKYO PRO Market、REIT・インフラファンド、種類株式・優先株、テクニカル上場、市場変更・重複上場、公募・売出しのない直接上場は対象外。1〜7月は対象21社すべて東証、8〜9月は東証9社・名証1社。JALの第1回社債型種類株式(92015)は6月の普通株IPOに含めない。上場月に帰属させ、初値は成立日にかかわらず集計する。上場初日に売買が成立しない場合、初日終値は「売買不成立」とし、終値超過率・平均・中央値の分母から除外する。翌営業日の終値は別欄の参考情報で、初日終値に代用しない。平均・中央値は銘柄ごとの騰落率の単純集計で資金額加重ではない。騰落率は原価格から再計算し小数点以下2桁で四捨五入。上回るは厳密な大なり、同値は超過に含めない。対象ゼロの月は比率を0%とせず「算出対象なし」とする。

シリーズ一覧と月次比較

2026年の月次IPOシリーズと1〜9月比較を見る

出所

価格は各社の2026年の上場時点。確認日:2026年10月2日。

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