エア・ウォーター(4088)は、不適切会計後の改善計画・状況報告書を改訂しました。再発防止は制度を作る段階から、子会社管理・内部監査・予算管理が実際に機能するかを検証する段階へ進んでいます。
目次
確認できた事実
調査対象は2021年3月期から2026年3月期です。損失先送り、在庫・仕掛品の過大計上、売上の期間帰属・実在性、原価付替、資産流用などが確認され、調査と過年度訂正は完了しています。
調査状況
今回の開示は新規事件の確定ではなく、2026年7月31日に公表した改善計画を、是正措置の進捗に合わせて改訂した重要な続報です。
ガバナンス論点
監査等委員会設置会社への移行、財務・経理機能、子会社ガバナンス、内部監査、予算管理プロセスの見直しを進めています。
会計士としての解釈
制度名の変更だけでは再発防止の実効性は分かりません。月次決算の異常検知、在庫実査、仕訳承認、子会社からの報告、内部監査の指摘から是正完了までを運用証跡で確認することが重要です。
今後確認する点
- 改善策の運用実績
- 未完了項目と完了時期
- 内部統制報告への反映
- 特別注意銘柄の解除判断
出所:エア・ウォーター「改善計画・状況報告書(改訂版)」
確認:2026年10月28日

コメント