ファインシンターの中間期は、売上高と基本EPSが発表前の年間会社計画の50%に相当する参考値をともに上回りました。一方、通期の純利益予想は5.00億円から1.40億円へ引き下げています。
主要数値|2027年3月期中間期(2026年4月1日~9月30日、日本基準・連結)
売上高231.19億円、営業利益2.41億円、親会社株主に帰属する中間純利益3.24億円、基本EPS75.85円。
会計士が気になった点
上期は投資有価証券売却益3.58億円、固定資産売却益1.23億円を計上した一方、営業利益は前年同期比79.9%減の2.41億円でした。売上高とEPSが年間計画の半分を上回っても、本業の改善と同じ意味にはなりません。会社はコスト高や米国子会社の事業停止準備費用などを踏まえ、通期の純利益予想を5.00億円から1.40億円へ引き下げました。
次は、価格適正化の進捗と事業停止に伴う費用を確認します。
当年度通期会社予想は売上高460.00億円・基本EPS32.72円です。
参考良好の比較根拠
比較元は2026年5月14日に公表された、決算発表前に有効だった年間会社計画です。
売上高:年間445.00億円×50%=222.50億円→実績231.19億円。差額+8.69億円、+3.9%。
基本EPS:年間116.84円×50%=58.420円→実績75.85円。差額+17.430円、+29.8%。比較は丸め前の値で行います。
判定結果
厳格判定:対象外(発表前・同一期間の直接市場コンセンサス未取得)。
次点判定:対象外(コンセンサス不存在未確認/翌年度12か月会社予想未公表)。
参考良好:該当。会社通期計画の単純按分・季節性未調整です。会社公表の中間予算ではなく、市場コンセンサス超過を意味しません。
出所:https://www.release.tdnet.info/inbs/140120261028557885.pdf
比較元:https://www.release.tdnet.info/inbs/140120261028557913.pdf
確認:2026年10月28日。ファインシンター(5994)。

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