
日本ゼオンの中間期は増収増益となり、売上高と基本EPSが発表前年間計画の50%相当をともに上回りました。通期予想の引上げと、発表前計画との比較を分けて読みます。
主要数値|2027年3月期中間期(2026年4月1日~9月30日、日本基準・連結)
売上高2,248.72億円、通常営業利益319.21億円、親会社帰属中間利益262.74億円、基本EPS137.25円。
会計士が気になった点
営業利益319.21億円に対し、営業CFは294.61億円でした。利益と営業CFは同じ数値ではありませんが、損益に加えて現金収入も確認できます。上期の年間計画50%超過を、そのまま下期にも同じ利益率が続く根拠にはしません。次は、引き上げた通期営業利益455億円の進捗と、下期の利益率・現金収入の持続性を確認します。
参考良好の比較根拠
比較元は2026年7月29日公表の会社年間計画です。
売上高:年間4,050.00億円×50%=2,025.00億円→実績2,248.72億円。差額+223.72億円、+11.0%。
基本EPS:年間185.51円×50%=92.755円→実績137.25円。差額+44.495円、+48.0%。比較は丸め前の値で行っています。
会社通期計画の単純按分・季節性未調整で、会社公表の中間予算や市場コンセンサス超過を意味しません。
発表時の新しい通期会社予想は売上高4,300.00億円、通常営業利益455.00億円、基本EPS224.56円です。この新予想を今回の比較元にはしていません。
判定結果
厳格判定:対象外(発表前同期間の直接市場コンセンサス未取得)。
次点判定:対象外(コンセンサス不存在未確認、翌年度12か月会社予想未公表)。
参考良好:該当。
出所:https://www.release.tdnet.info/inbs/140120261028558516.pdf
比較元:https://www2.jpx.co.jp/disc/42050/140120260728501240.pdf
確認:2026年10月29日。日本ゼオン(4205)。
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