月次IPO|2026年2月|3社すべて初値・初日終値で公募割れ

2026年2月の月次IPO比較。公募価格・初値・上場日終値の価格表。

TOブックス、イノバセル、ギークリーはいずれも初値が公募価格を下回り、初日終値も公募割れだった。しかも3社すべて終値が初値を下回る。公募取得者と初値購入者の双方に厳しい初日となった。小さな母数ではあるが、この月の対象全体に弱さが共通していた。

目次

月次指標

対象3社。初値公募超え0/3社(0.0%)、上場日終値の公募超え0/3社(0.0%)。終値が初値超え0/3社。対公募の初値平均-7.71%、初日終値平均-15.53%、初日終値中央値-12.28%。

各社の価格比較

上場日 会社・コード・市場 公募売出(円) 初値(円) 初値日 初値/公募 上場日終値(円) 終値/公募 終値/初値
2/13 TOブックス(500A・東証S) 3,910 3,595 2/13 -8.06% 3430 -12.28% -4.59%
2/24 イノバセル(504A・東証G) 1,350 1,248 2/24 -7.56% 1050 -22.22% -15.87%
2/27 ギークリー(505A・東証S) 1,900 1,757 2/27 -7.53% 1670 -12.11% -4.95%

会計士が気になった点

初値の対公募平均は約マイナス7.71%で、初日終値では約マイナス15.53%へ悪化した。単に公募価格の設定が高かった可能性だけでなく、初値成立後にも売りが優勢だったことが観測される。原因を特定するには公開規模、浮動株、ロックアップ、業績や相場全体の動きを追加確認する必要がある。

集計方法

集計対象は国内の一般投資家向け市場で公募・売出しを伴う普通株IPO。売出しのみも含む。TOKYO PRO Market、REIT・インフラファンド、種類株式・優先株、テクニカル上場、市場変更・重複上場、公募・売出しのない直接上場は対象外。1〜7月は対象21社すべて東証、8〜9月は東証9社・名証1社。JALの第1回社債型種類株式(92015)は6月の普通株IPOに含めない。上場月に帰属させ、初値は成立日にかかわらず集計する。上場初日に売買が成立しない場合、初日終値は「売買不成立」とし、終値超過率・平均・中央値の分母から除外する。翌営業日の終値は別欄の参考情報で、初日終値に代用しない。平均・中央値は銘柄ごとの騰落率の単純集計で資金額加重ではない。騰落率は原価格から再計算し小数点以下2桁で四捨五入。上回るは厳密な大なり、同値は超過に含めない。対象ゼロの月は比率を0%とせず「算出対象なし」とする。

シリーズ一覧と月次比較

2026年の月次IPOシリーズと1〜9月比較を見る

出所

価格は各社の2026年の上場時点。確認日:2026年10月2日。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次