ベーシック、ジェイファーマ、セイワHDの3社すべてが初値で公募割れ。2〜3月は計6社連続で初値公募割れとなった。一方、セイワHDは初値1,220円から終値1,520円へ上昇し、公募1,250円を上回った。初値での価格形成と、その後の売買を分けて見ると、全銘柄が一様に売られ続けたわけではない。ベーシックは初値と終値が同じ800円で、公募870円を下回った。
月次指標
対象3社。初値公募超え0/3社(0.0%)、上場日終値の公募超え1/3社(33.3%)。終値が初値超え1/3社。対公募の初値平均-6.17%、初日終値平均-2.30%、初日終値中央値-8.05%。
各社の価格比較
| 上場日 | 会社・コード・市場 | 公募売出(円) | 初値(円) | 初値日 | 初値/公募 | 上場日終値(円) | 終値/公募 | 終値/初値 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 3/25 | ベーシック(519A・東証G) | 870 | 800 | 3/25 | -8.05% | 800 | -8.05% | +0.00% |
| 3/25 | ジェイファーマ(520A・東証G) | 880 | 809 | 3/25 | -8.07% | 700 | -20.45% | -13.47% |
| 3/27 | セイワホールディングス(523A・東証G) | 1,250 | 1,220 | 3/27 | -2.40% | 1520 | +21.60% | +24.59% |
会計士が気になった点
初値公募超過率0%だけなら2月と同じだが、初日終値では1/3社が回復した。セイワHDの上昇が平均を押し上げ、終値の対公募平均は約マイナス2.30%となる一方、中央値は約マイナス8.05%。平均による改善と、典型的な案件の結果は一致しない。
集計方法
集計対象は国内の一般投資家向け市場で公募・売出しを伴う普通株IPO。売出しのみも含む。TOKYO PRO Market、REIT・インフラファンド、種類株式・優先株、テクニカル上場、市場変更・重複上場、公募・売出しのない直接上場は対象外。1〜7月は対象21社すべて東証、8〜9月は東証9社・名証1社。JALの第1回社債型種類株式(92015)は6月の普通株IPOに含めない。上場月に帰属させ、初値は成立日にかかわらず集計する。上場初日に売買が成立しない場合、初日終値は「売買不成立」とし、終値超過率・平均・中央値の分母から除外する。翌営業日の終値は別欄の参考情報で、初日終値に代用しない。平均・中央値は銘柄ごとの騰落率の単純集計で資金額加重ではない。騰落率は原価格から再計算し小数点以下2桁で四捨五入。上回るは厳密な大なり、同値は超過に含めない。対象ゼロの月は比率を0%とせず「算出対象なし」とする。
シリーズ一覧と月次比較
出所
- JPX 新規上場会社情報
- SBIネオトレード証券 2026年IPOデータ
- IPO企業情報2026年一覧(対象銘柄の照合)
- チャットプラス上場2日目の初値
- バトンズ上場2日目の初値
- JPX 優先株等銘柄一覧(普通株IPOから除外)
価格は各社の2026年の上場時点。確認日:2026年10月2日。

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