月次IPO|2026年3月|初値は3社すべて公募割れ。1社は終値で回復

2026年3月の月次IPO比較。公募価格・初値・上場日終値の価格表。

ベーシック、ジェイファーマ、セイワHDの3社すべてが初値で公募割れ。2〜3月は計6社連続で初値公募割れとなった。一方、セイワHDは初値1,220円から終値1,520円へ上昇し、公募1,250円を上回った。初値での価格形成と、その後の売買を分けて見ると、全銘柄が一様に売られ続けたわけではない。ベーシックは初値と終値が同じ800円で、公募870円を下回った。

目次

月次指標

対象3社。初値公募超え0/3社(0.0%)、上場日終値の公募超え1/3社(33.3%)。終値が初値超え1/3社。対公募の初値平均-6.17%、初日終値平均-2.30%、初日終値中央値-8.05%。

各社の価格比較

上場日 会社・コード・市場 公募売出(円) 初値(円) 初値日 初値/公募 上場日終値(円) 終値/公募 終値/初値
3/25 ベーシック(519A・東証G) 870 800 3/25 -8.05% 800 -8.05% +0.00%
3/25 ジェイファーマ(520A・東証G) 880 809 3/25 -8.07% 700 -20.45% -13.47%
3/27 セイワホールディングス(523A・東証G) 1,250 1,220 3/27 -2.40% 1520 +21.60% +24.59%

会計士が気になった点

初値公募超過率0%だけなら2月と同じだが、初日終値では1/3社が回復した。セイワHDの上昇が平均を押し上げ、終値の対公募平均は約マイナス2.30%となる一方、中央値は約マイナス8.05%。平均による改善と、典型的な案件の結果は一致しない。

集計方法

集計対象は国内の一般投資家向け市場で公募・売出しを伴う普通株IPO。売出しのみも含む。TOKYO PRO Market、REIT・インフラファンド、種類株式・優先株、テクニカル上場、市場変更・重複上場、公募・売出しのない直接上場は対象外。1〜7月は対象21社すべて東証、8〜9月は東証9社・名証1社。JALの第1回社債型種類株式(92015)は6月の普通株IPOに含めない。上場月に帰属させ、初値は成立日にかかわらず集計する。上場初日に売買が成立しない場合、初日終値は「売買不成立」とし、終値超過率・平均・中央値の分母から除外する。翌営業日の終値は別欄の参考情報で、初日終値に代用しない。平均・中央値は銘柄ごとの騰落率の単純集計で資金額加重ではない。騰落率は原価格から再計算し小数点以下2桁で四捨五入。上回るは厳密な大なり、同値は超過に含めない。対象ゼロの月は比率を0%とせず「算出対象なし」とする。

シリーズ一覧と月次比較

2026年の月次IPOシリーズと1〜9月比較を見る

出所

価格は各社の2026年の上場時点。確認日:2026年10月2日。

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